地理の魅力に引かれて。先生との出会い。

地理を好きになったきっかけ。

今振り返ると、もともと地理自体は幼少期から好きだったなと思います。昔から地図を見ることが好きで、リビングには地図帳がおいてありましたし、世界地図、日本地図のポスターが貼られていました。割と地理的な素養が磨かれたのはそこだったのかもしれませんね。小学校で47都道府県覚えるぞ!というときには、クラスで一番最初に覚えていました。新潟って漢字が難しいなあと思ったりして頑張って練習していたなあ。テレビなどで旅番組を見るときには地図帳を開きながら楽しんでいました。ルイルイと蛭子さんのバス旅懐かしいです。少し話がそれました。まあ幼少期から地理は好きだったのです。

しかしながら、私がより地理を好きになったのは、明確なきっかけがあります。高校3年生の10月でした。もうそろそろで受験シーズンというなか、地理の先生が変わったのです。もともと高校1年生の頃は地理の先生がいたのですが、途中でいなくなってしまって、2年生の時からは、日本史の先生が地理を教えてくれていました。まあ専門外の先生ですから仕方がないのですが、あまり授業が面白くなく、地理の時間はすやすやタイムになっていました。高校3年になってからも、それは変わらず過ごしていたのですが、10月になってやっと先生が見つかったのか、地理専門の先生が来てくれました。その授業がまあ面白い。すっごく楽しかったのです。写真や図を使って分かりやすく説明してくれたり、地理の他の分野にリンクさせたり、あんなにも授業が楽しかったことは今までなかった。私は一瞬で地理学の虜になりました。そこから、大学の志望を地理学科に変え、今の自分がいます。その先生が担当していたのは、私がいたクラス1つだけだったので、本当に偶然だなあと思います。あの時先生が来ていなければ、私は理学部や工学部にいたのだろうなって。また、あの先生に会ってお話ししたいです。でも、非常勤で来ていたのでもう高校にはいないんですよね…。地理学の面白さを教えてくださった先生でした。

私は、あの先生みたいに面白く地理を教えられるような人になりたいなって思います。やっぱり地理学って面白い。確実にそうだと思うのです。